2002-02-20 第154回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号
例えば、それを事項として列挙しますと、国民代表制と選挙制、国権の最高機関性、立法機関としての位置、議院内閣制として内閣との関係、特に当初は解散権の問題、また今日では内閣権限の強化による国会の審議権の形骸化の問題、あるいはまた国政調査権の在り方の問題。また、司法、裁判所との関係では、違憲とされた法令への国会の対応、特に問題になりましたのが刑法の尊属殺規定の問題です。
例えば、それを事項として列挙しますと、国民代表制と選挙制、国権の最高機関性、立法機関としての位置、議院内閣制として内閣との関係、特に当初は解散権の問題、また今日では内閣権限の強化による国会の審議権の形骸化の問題、あるいはまた国政調査権の在り方の問題。また、司法、裁判所との関係では、違憲とされた法令への国会の対応、特に問題になりましたのが刑法の尊属殺規定の問題です。
○公述人(隅野隆徳君) 内閣権限の強化、それが国会審議権を弱化させ、更には国民主権にどのように影響しているのかということは一つの重要な問題かと思います。
内閣権限の強化の問題、評価制度のあり方、独立行政法人のあり方など、お聞きしたい問題が多くありますけれども、もう時間が参りました。 国民主権、民主主義の理念に基づきまして、行政改革は不断の見直しが必要であり、今が出発点でありましょう。国民のための行革について、総理の決意をお伺いして、私の質問を終わります。
にもかかわらず、どうして内閣権限の強化とか、調整するために権力を集中しろ、そのために常備体制を一段と強化しようというような必要があるのだろうか。例えばここで国防会議の機能が衰弱しているとか、よろしくない、まあ国防会議も来ておられますがね。
また、組織規制の弾力化等では、内閣権限を強化する国家行政組織法や各省庁の設置法改正を伴うようなものを決めるのかどうか。あるいは地方出先機関の整理合理化の基本的方針の中では、第三部会が検討している地方省庁的なものも考えられているのか。もう一つ、いま問題になっております天下り問題あるいは各種審議会の委員の構成などの問題、こうした問題も検討されているのか、また検討する予定なのか。
そういう点については、総定員法を内閣が出されるこういう形式についても、いわゆるこの後段のところにも載っておる、職員の利益、保護等に関する事務をやる、あるいは苦情の処理やその他職員に関する人事行政の公正の確保というふうな条文の趣旨からいっても、これは内閣権限で人事院直接の問題でないかのようないまの人事院総裁の御答弁は非常に不満です。